モロッコ・イスラエル:両国議員が遠隔で初会合
2021年02月22日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエルとの国交正常化にモロッコ議会も「感染」
【ラバート:本紙】
モロッコの『アフバール・ヤウム』紙は昨日月曜日の紙面で、イスラエルの議員とモロッコ参議院の複数議員の間で「遠隔」での会合が行われたことを明らかにした。同紙が『エルサレム・ポスト』紙からの引用として伝えたところによると、モロッコ参議院の「独立国民連合」党(連立与党)のムハンマド・バークーリー代表および、同院の野党「真正と現代」党に属する議員チームのメンバーであるカミール・ハムス氏が先週木曜日、イスラエルの議員、「イェシュ・アティッド」党のラム・ベン・バラク氏と、通信技術を介して遠隔会合を行ったと報じた。
会合の写真を掲載した『エルサレム・ポスト』紙は、この種の会合が初の試みであったとしつつ、モロッコ議会が「モロッコ議会・イスラエル議会友好グループ」の結成を提案したことを明らかにした。またベン・バラク氏は同紙に対し、クネセト(イスラエル国会)がこの提案を承認したことを公表した。
(後略)
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( 翻訳者:新階望乃 )
( 記事ID:50717 )