イラク:ブリンケン米国務長官はPKKにイラク北部でのトルコ人殺害の責任があると明言
2021年02月15日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ワシントンはアンカラに明言:クルディスタン労働者党にはイラク北部のトルコ人殺害の責任がある(ツイート)

アントニー・ブリンケン米国務長官は月曜日、トルコのメブリュト・チャブシオール外務大臣に対して、米政府は「クルディスタン労働者のテロリストたち」にイラク北部でのトルコ人人質らの殺害の責任があると見ていると明言した。

ネッド・プライス米国務省報道官は声明のなかで、「国務長官はイラク北部で殺害されたトルコ人に弔意を表し、クルディスタン労働者党のテロリストたちに責任があるという見方を示した」と述べた。

ブリンケン氏は月曜日、ツイッターで「アメリカとトルコの二国間関係の長期的な重要性についてチャブシオール大臣と話した。シリアにおける継続的な協力、東地中海におけるテロ撲滅と緊張緩和への取り組みを期待している」と綴った。

この声明は、トルコ政府がアメリカを「テロリストたち」を支援していると非難したのを受けて出されたが、これに先だって、アメリカは、クルド人戦闘員がイラクでトルコ人13名の処刑に踏み切ったとするトルコの発表をめぐって、追加の確認を待っていると宣言していた。

(後略)



I spoke with @MevlutCavusoglu about the longstanding importance of the U.S.-Turkish bilateral relationship. I look forward to continued cooperation in Syria, counterterrorism, and de-escalation efforts in the Eastern Mediterranean.

— Secretary Antony Blinken (@SecBlinken) February 15, 2021


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( 翻訳者:皆川紗矢香 )
( 記事ID:50797 )