ロシアのイタルタス通信社(TASS)は、「エルドアン、プーチンに向けたバイデンの声明は到底受け入れられないと発言」との見出しで記事を出し、エルドアン大統領の「プーチンはバイデンへ賢い返答をした」という発言も取り上げられた。
ロシア連邦のウラジミール・プーチン大統領とアメリカのジョー・バイデン大統領の関係悪化に関する、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の声明をロシアメディアは大きく取り上げた。
ロシアメディアは、エルドアンがプーチンに対する発言を理由にバイデンを批判したと記した。
ロシアのイタルタス通信社(TASS)は「エルドアン、プーチンに向けたバイデンの声明は到底受け入れられないと発言」との見出しで記事を公開し、「プーチンはバイデンへ賢い返答をした」という発言も取り上げられた。
RIAノーボスチ通信社は、「エルドアン、プーチンのバイデンに向けた返答は極めて巧みと評価」との見出しで、エルドアン大統領がバイデン大統領の発言を批判したと伝えた。
コメルサント紙もまた、プーチン大統領とバイデン大統領の緊張についてエルドアン大統領が意見したとして、「エルドアン:バイデンのプーチンに関する発言は国家元首にたいして不適切」との見出しでこの問題を報じた。
■バイデンとプーチンの関係悪化
バイデン大統領は3月17日にプーチンを「人殺し」であると主張し、ロシアがアメリカの選挙に介入したことを理由に、「代償を払うだろう」と発言した。
ロシア連邦のプーチン大統領もまたバイデン大統領に対し、「健勝を祈る」と述べつつ、「他国や他国の政府、国民あるいは他人を評価することは、鏡を見るようなものだ。そこには常に自分を見出すものだ」と述べた。
またプーチン大統領はバイデン大統領に対し、オンラインでの公開討論を提案した。
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( 翻訳者:小林佑輔 )
( 記事ID:50817 )