カタール:W杯スタジアム建設準備が前倒しに
2021年03月31日付 al-Quds al-Arabi 紙


■カタール:2022年ワールドカップのスタジアム建設作業が予定より早まる

【ドーハ:本紙】

アラブ世界および中東で初めて開催される2022年カタールワールドカップの開幕まで600日を残し、大会開催に伴うスタジアム建設やインフラ整備の作業は予定より早く進捗している。

カタールは全8つのスタジアムのうち4つの準備が完了したことを発表した。その後、同国のワールドカップ主催にあたっての準備を担当する伝送と遺産の最高委員会は、今年中にさらにアル=バイトスタジアム、アル=サマーマスタジアム、ラス・アブー・アッブードスタジアムの3つのスタジアムを完成させ、来年始めにはルサイルスタジアムを完成させるための準備を進めている。

ワールドカップ開幕戦のホイッスルは2022年11月21日に吹かれ、28日間の開催期間を経てカタールのナショナルデーである12月18日に行われる決勝戦をもって閉幕となる。開幕戦はアル=バイトスタジアムで行われ、また決勝戦はルサイルスタジアムにて開催される。

伝送と遺産の最高委員会は今日水曜日、ワールドカップが開催される8つのスタジアムを、自身のウェブサイトを通じて紹介した。

(後略)

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( 翻訳者:黒田航生 )
( 記事ID:50856 )