イエメン:国連事務総長がオマーンによる仲介を称賛し、危機を終息させる必要性を強調
2021年04月01日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連事務総長はイエメンでのオマーンによる仲介を称賛し、危機を終息させる必要性を強調

【ドーハ:本紙】

アントニオ・グテーレス国連事務総長はイエメンでオマーン政府が担う役割を賞賛し、オマーン政府が長年にわたってイエメンを含む地域に平和の橋を築く中で重要な役割を果たしてきたと指摘した。

グテーレス事務総長はオマーンのハイサム・ビン・ターリク・アール=サイード国王が果たしている役割と、国連のマーティン・グリフィス・イエメン担当特使に対する国王の建設的で不可欠な支援を強調した。

国連事務総長はグリフィス特使がイエメン全土での停戦の保証、サナア空港の再開、フダイダ港を経由しての燃料やその他商品の定期的な流通の確保に取り組んでいることを明らかにした。

グリフィス特使はまた、紛争を終わらせるため、交渉による正常化実現のための包括的政治プロセスへの移行にも取り組んでいる。

グテーレス事務総長は、様々な国を含む全員が協力して、イエメンの人々の苦しみを和らげるための努力を惜しまず、国内の壊滅的な紛争を終わらせ、公正で恒久的な平和への道を用意する重要性を強調した。

事務総長は、声明において、この目標を実現させるためにオマーンとその他のパートナーらと取り組み続けることを期待していると強調した。

多くの国や組織が、イエメンの危機への解決策を見つけ、数多くの危機の原因になった戦争を終わらせるために動いている。

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( 翻訳者:原実都姫 )
( 記事ID:50857 )