ヒズボラ:ナスルッラー書記長が国内問題とイエメン問題についてコメント(2)
2021年03月31日付 al-Mudun 紙


■ナスルッラー氏 :組閣に向けた集団的努力…アメリカとイスラエルは没落へ

【本紙:ベイルート】

イエメン問題

ナスルッラー書記長の議論はイエメン問題にまで及び、「イエメンには、迫害されている人々に関する新たな情報戦が存在する。サウジアラビアが停戦を望み、アンサール・アッラー(フーシ派)がそれを拒んでいると言われている。また扇動的な報道は、アンサール・アッラーはイエメンの将来の問題をイランの核問題と関連づけているために、停戦を拒んでいると主張しようとしている。これには多大なる不正と欺瞞が含まれている」と指摘した。同氏はサウジアラビアの高官らに対し「時間の浪費」をやめるよう呼びかけ、「もしあなた方が本気で停戦を望んでいるのならば、戦争を止め、封鎖を解き、イエメン人たちがお互い話し合うための門戸を開くよう動きなさい」と述べた。さらに、「イエメンの兄弟たちが直面しているのは、戦争の停止ではなくむしろ停戦の停止、さらにはイエメンにおけるその他の戦争形態の継続であり、封鎖もいまだ残っている。これはアブドゥル・マリク氏とアンサール・アッラーに対しては効果をなさない、多大なる欺瞞である」と付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:50872 )