パレスチナ:ハマースがイスラエルによる選挙妨害を警戒(1)
2021年04月06日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ハマース:イスラエルによる選挙妨害の阻止を目的として複数の国際機関と協議を実施

【ガザ : アナトリア通信】

イスラーム抵抗運動「ハマース」は火曜日、占領国(イスラエル)によるパレスチナ選挙への介入を阻止するために前者に圧力を加えることに関連し、複数の国際機関と協議を行ったと報じた。

ハマース政治局のフサーム・バドラーン局員は以下のように述べた。「ハマースは、敵国が執着する一連の身柄の拘束を追跡している。そのうちもっとも新しいものは(ハマースが作成した)『エルサレムは我々の宿命』リストに記載された候補者であるハサン・ワルディヤーン氏の逮捕である」。

同氏は加えて、「(ハマースは)地域内の国々および複数の国際機関と広範な協議を実施しており、彼らに対し、選挙プロセスへのあらゆる介入工作の全面的な阻止のために、イスラエルに圧力をかけること求めている」と述べた。

同氏は、議会選挙の候補者に対する拘束と喚問が、「選挙に対して影響を与え、その実施を妨害することを意図した、選挙プロセスへの障害物を形成するための試み」であると表現した。

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( 翻訳者:宮川寛人 )
( 記事ID:50877 )