スーダン:ダルフールでの部族間衝突で18人が死亡、数十人が負傷する(2)
2021年04月06日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ スーダン:ダルフールにおける部族間衝突で18人が死亡、数十人が負傷する

【本紙:ハルツーム】

また同氏は、「4月3日に、ある部族の構成員2名が殺害された。2人の葬儀後、同じ部族から3人目が殺害された。その後、抗議行動が起こり、複数の民兵がジュナイナを攻撃した」と公表した。

ニュースサイト「ダルフール24」が報じたところによると、「この問題は先週土曜日の夜、アラブ系の諸部族とマサーリート族の居住地区を分ける道で、2人のマサーリート人が殺害されたことに起因している。この事件は犯罪として、関係当局が犯人逮捕のための然るべき措置を取り得たにもかかわらず、事件を悪用したものがいる」
 
スーダン解放軍を率いるミンニー・アルクー・ミンナーウィーは、ツイッターへの投稿で以下のように述べた。「ジュナイナで起きていることは、解決されていない危機の継続だ。ジュバ合意の不履行と、つまらない理由でこれを正当化していることが、更なる問題の温床を誘起している。合意が机上のものである限り、危機は存在し続ける。ダルフールは今や国際化からは遠くなく、もし国際化した場合、状況はさらに悪くなるだろう。住民は安全を必要としている。」


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( 翻訳者:吉岡珠実 )
( 記事ID:50878 )