パレスチナ:ハマースがイスラエルによる選挙妨害を警戒(2)
2021年04月06日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ハマース:イスラエルによる選挙妨害の阻止を目的として複数の国際機関と協議を実施
【ガザ : アナトリア通信】
同氏はパレスチナ当局に対し、「国際社会およびこの問題に関わりのある諸国際組織に協力を求め、民主主義プロセスに対する妨害行為を中断するようイスラエルに強いるための介入に向けてそれらを急かす」よう訴えた。
イスラエル国防軍は先日火曜日、占領下ヨルダン川西岸地区の南部に位置するベツレヘムでハサン・ワルディヤーン氏を拘束した。同氏はハマースが議会選挙の実施に向けて作成した名簿に記載されている選挙候補者である。
同様に、イスラエル警察は火曜日、東エルサレムにおいて、選挙候補者であるガーダ・アブー・ラビーウ氏を含む多数の「ファタハ」活動家の身柄を拘束した。それは、同市内のホテルで開催されることが予定されていた次期議会選挙をめぐる協議の直前の出来事であった。
以前出された大統領令によると、選挙は以下の3段階によって実施されることになっている。5月22日の議会選挙、7月31日の大統領選挙、8月31日の国民評議会選挙である。
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( 翻訳者:宮川寛人 )
( 記事ID:50895 )