第1四半期にトルコ国内で生産された36万766台の自動車のうち、32.5%がブルサの自動車工場で出荷された。またブルサで生産された自動車の68%は国外に輸出された。
トルコの重要な自動車生産拠点の一つであるブルサでは第1四半期に11万7430台の自動車を出荷した一方で、1日1300台の生産を達成した。
アナトリア通信の特派員が自動車産業協会(OSD)のデータから収集した情報によると、1月から3月までのトルコ国内自動車総生産数はトラクターを含み36万766台と算出された。
国内の一般自動車生産について、フォード・オトサン社が3ヶ月間で最大の10万3373台を生産し、次いでトヨタ社が6万9798台の生産を達成した。
コジャエリ県に生産拠点をもつヒュンダイ・アッサン社は第1四半期で4万600台程度の生産を実現した。
「自動車産業基地」ブルサで活動するオヤック・ルノー社は5万8999台、トファシュ社は5万8180台、カルサン社は251台を生産した一方、ブルサ市内の自動車生産量はトルコ全体の32.5%となった。
ブルサで1日に出荷される自動車の平均台数は1304.7台と算出された。
◾️ブルサで生産した自動車の68%を輸出
第1四半期中、トルコ国内総生産数の73.4%にあたる26万4735台は国外に輸出された。
フォード・オトサン社が8万5012台輸出し最大の自動車輸出を達成した一方で、トヨタ社は5万4393台、ヒュンダイ・アッサン社は3万6448台を輸出した。
自動車輸出についても生産と同様に、ブルサが重要な役割を担っていた。ブルサで生産された11万7430台の自動車のうち68.3%にあたる8万276台が輸出された。
このプロセスのなかで、ブルサで活動するオヤック・ルノー社は4万7113台、トファシュ社は3万3108台、カルサン社は55台を輸出した一方、ブルサ市内での輸出向け生産台数の1日の平均は892台となった。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
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