トラブゾン県で、駐車場建設計画での発掘中にローマ時代およびビザンツ時代の遺跡が発見された区画が野外博物館となることになった。
西暦117~128年頃のローマ帝国ハドリアヌス帝時代のものと考えられるこの都市最初の城壁の南東の角の一部と、同時代のオベリスク柱、そしてビザンツ後とされる1460年という日付が記された塹壕壁が、発掘により白日の下に姿を現した。
これらの考古学的発見は、黒海地域とトラブゾン県の両方によって重要な財産だとする観光専門家らが、同地域に考古学公園を建設することを提案している。
トラブゾン広域市のムラト・ゾルルオール市長は、「我々には、あそこを埋め戻すというような考えはまったくない。文化観光省とともに、今後、同地区がトラブゾンの野外博物館のような機能を果たすことを願っている」と述べた。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:50928 )