■イスラエル：イスラエルとギリシャが最大の防衛協定に署名

【ロイター通信】

イスラエルとギリシャは、両国間での史上最大の防衛協定に署名した。この協定についてイスラエルは日曜日、両国間の政治的、経済的関係を強化していくと述べた。

またイスラエル国防省によると、この合意には16億5千万ドル相当の契約が含まれているという。その内容はエルビット・システムズというイスラエルの軍事防衛の請負会社が、ギリシャ空軍の訓練センターを設立、そして22年間にわたって運営するというものだ。

さらに同省は、訓練センターはイスラエル空軍学校を模倣し、イタリアのレオナルド社が製造した10機のM-346型の訓練機を装備する予定であると述べた。

エルビット社はギリシャのT―６航空機の近代化とその運用のための物資を提供するとともに、訓練、整備、シミュレーション機器の分野でのサポートも提供する予定だ。

イスラエルのベニー・ガンツ国防相は、「（このプログラムは）イスラエルとギリシャの能力を向上させ、経済を強化し、したがって両国間のパートナーシップは防衛、経済、政治のレベルで深まっていくと確信している」と語った。

この発表は金曜日にキプロスで開催されたアラブ首長国連邦、ギリシャ、キプロス、イスラエルの外相間の会合の後に行われ、その間に外相らは各国間の協力強化に合意した。

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（ 翻訳者:坂上晴郁 ）
（ 記事ID:50929 )