レバノン:レバノンで反ヒズブッラー感情が高まる(1)
2021年08月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ル・フィガロ:レバノンで…ヒズブッラーに対する怒りが高揚
【パリ:本紙】
フランスの「ル・フィガロ」紙は本日(8月9日)付で発行された号の中で、「ヒズブッラーに対する怒りが高まっている」との表題の記事を掲載し、ヒズブッラー民兵隊とイスラエルの間で最近起きている対立が、親イラン勢力とその他の諸共同体の間の亀裂を浮き彫りにしていると報じた。
ル・フィガロ紙は、ヒズブッラーの戦闘員たちが「8月6日金曜日に、レバノン南部のドゥルーズ派の村であるシャワヤーで対イスラエル作戦を遂行した際に攻撃に晒され、それが前例のない光景であるとみなされている」と付け加えた。
ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長によると、同日の攻撃命令は前日にレバノン領の「空き地」を空爆したイスラエル空軍に対抗する、「適切かつ相応しい」手段による報復に関連するものだという。イスラエル空軍による同様の攻撃は、2014年以来初めてのものであった。
ナスルッラー書記長は事態を次のように正当化した。「我々はそこから攻撃した。なぜなら我々は別の地点からは目標に着弾させることができなかったからだ」。
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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:50935 )