■エジプトの国会議員は繰り返される列車事故を理由に運輸大臣が説明責任を果たすよう要求

【カイロ：本紙】

複数のエジプトの国会議員は月曜日（19日）、繰り返される列車事故を受けて、エジプトのカーミル・ワズィール運輸大臣が説明責任を果たすよう要求した。直近の事故では、日曜日にマンスーラとカイロを結ぶ列車が脱線し、エジプト保健省の声明によると11名が死亡、97名が負傷したという。

エジプト社会民主党所属で議会の一般委員会のメンバーであるフレディー・バイヤーディー議員は、議会でムスタファー・マドブーリー首相とカーミル・ワズィール運輸大臣へ事故に関する緊急声明を発出した。

声明の中で同議員は以下のように語った。「カルユービーヤ県で月曜日新たな列車事故が発生し、同県の声明によると、事故の原因は運転手の速度超過であるという。列車事故が常態化している中、ソハーグの列車事故後1か月足らず、そして１週間前のミンヤ・アマフの列車事故後1週間で、悲惨な事故が繰り返されている。エジプト国民の犠牲者を出さないための必要な政治的措置が講じられることなく、すべての事故でエジプト人の犠牲者が出ている。」

（後略）

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（ 翻訳者:福井寧々 ）
（ 記事ID:50939 )