エルサレム:イスラエル軍との衝突でパレスチナ人に負傷者
2021年04月23日付 al-Quds al-Arabi 紙


■エルサレム、イスラエル占領軍との衝突において6名のパレスチナ人が負傷

【エルサレム:本紙】

6名のパレスチナ人青年が金曜夜、占領下のエルサレムにおけるイスラエル占領軍との衝突において負傷した。

パレスチナ赤新月社(非政府系)は声明の中で、エルサレム旧市街における占領軍との衝突により6名のパレスチナ人が負傷したと明らかにした。

また声明は詳細を述べず、「負傷者6人のうち2人は治療を受けるためマカースィド病院(エルサレムにある)に移送された」とした。

これに関して、目撃者はアナトリア通信に対して、イスラエル警察や特殊部隊が多数の場所に展開する中で数千人のパレスチナ人も集まり、エルサレム中心部は緊張に包まれていると述べた。

また目撃者は、イスラエル占領軍は市内で(衝突の際に)多くの若者を(数は未特定)逮捕した、と述べた。

イスラエル警察の声明によると、金曜日にエルサレム市内のシロアムにおいてパレスチナ人青年との衝突の際にイスラエル人警官が負傷した。

エルサレム赤新月社によると、占領下のエルサレム周辺で木曜、非武装のパレスチナ人とイスラエル軍との間で衝突が発生し、その結果、105人のパレスチナ人が負傷し、約50人が逮捕された。

また、エルサレムではラマダーン月の初めからパレスチナ人青年とイスラエル軍との間で小競り合いが発生している。これはイスラエル軍が市内で毎年のラマダーンの集会や活動を禁止しようとしたためである。

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( 翻訳者:谷崎優貴 )
( 記事ID:50943 )