ミャンマー:イスラーム協力機構加盟諸国がロヒンギャの保護に関して国連事務総長と会談(2)
2020年02月29日付 その他 - Saudi Press Agency 紙


■サウジアラビア王国が主導するイスラーム協力機構の加盟国によって構成される小規模委員会は、イスラーム教徒民族ロヒンギャに対する国際的保護の提供に関して国連事務総長と協議を行う

【リヤド:国営サウジ通信】

ムアッリミー閣下は、「(国際司法)裁判所の判決は、ニューヨークのイスラーム協力機構加盟諸国、特にサウジアラビア王国が主導する、イスラーム教徒少数民族ロヒンギャをめぐるコンタクト・グループによる活動の結果である。また国連総会において『ミャンマーにおけるイスラーム教徒民族ロヒンギャおよびその他の少数民族の人権の状態』と題する決議がなされた時点で、こうした結果は最高点に達した」と述べた。

この決議はサウジアラビア王国が主導したものであり、イスラーム教徒少数民族ロヒンギャを保護し、彼らに完全な市民権を与えることを求める内容であった。またこの決議は、ガンビア共和国が同様の問題を国際司法裁判所に提起するにあたっての(法的)根拠となった。

ムアッリミー大使は国連事務総長に対し、ミャンマー政府に圧力をかけるよう国際司法裁判所が判決を下したなかで、国際的な努力をより一層結集させ、同政府に対しロヒンギャへの違反の継続を思いとどまらせることの重要性を説いた。また同大使は、グテーレス事務総長が、イスラーム教徒民族であるロヒンギャが受ける苦難を取り除くために実効的措置を講じるよう安保理に促し続けることへの希望を表明した。

(後略)

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:50968 )