リビア:ハフタル氏の指揮下にある武装勢力は政府と無関係である
2021年04月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ハフタル氏の報道官:武装勢力は通信水準においても、政府とは何の関係もない
【トリポリ:本紙】
ハフタル民兵の報道官、アフマド・ミスマーリー氏は水曜日に発表された声明の中で、ハフタル氏は保護下にある支配地域の限りにおいて、政府が会合を開くことを許可する条件付きの用意があると述べた。
また、同報道官は長い潜伏の後に発表した声明において、退役将校ハリーファ・ハフタルの指揮下にある武装勢力は、主権、役務、そして通信レベルにおいてさえ政府とはなんら関係がないと述べた。
同声明の中でハフタル氏は、東部で諸会合を開くことが決定した際、国民統一政府は保護下にある支配地域のいかなる成員も招集しないことと、ハフタル将軍が率いるベンガジ市に存在する武装勢力との調整を条件づけた。
リビア政府の信頼できる情報筋は日曜日、のクドス・アラビー紙への声明において、ハフタル氏に直属する軍は空港を封鎖し、国民統一政府の外交使節とその護衛らがベンガジ市に踏み入れることを阻止したことで、使節団はトリポリへ戻ったと断言した。
国民統一政府のアブドゥルハミド・ダバイバ首相は先週の月曜日、ベンガジにおける第三回定例閣議に出席するため、副首相や大臣、国務大臣らからなる政府代表団に書簡を送ったとの指摘がなされている。
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( 翻訳者:平野日向子 )
( 記事ID:50972 )