パレスチナ:アクサーモスクにて6万人が礼拝に参加
2021年04月30日付 al-Quds al-Arabi 紙


■6万人のパレスチナ人がアクサーモスクにてラマダーン月第3金曜日の礼拝を実施(ビデオと写真)

【エルサレム:アナトリア通信】

イスラエルによる規制にも拘わらず、6万人のパレスチナ人が占領下のエルサレムにあるアクサーモスクでラマダーン月の第3金曜日の礼拝を行った。
エルサレムのシャイフ・アザーム・ハティーブ・ワクフ局長は、6万人の礼拝者がアクサーモスクで金曜日の礼拝を行ったと述べた。
イスラエル当局は、ヨルダン川西岸に住むパレスチナ人が礼拝のためアクサーモスクへ行くことを禁止した。しかし、数千人のパレスチナ人の多くはバイパス道路を通じてモスクへ到達することに成功した。
当局はまた、ガザ地区のすべての住民に対しても礼拝のためモスクに行くことを禁じた。

イスラエルの警察部隊は、エルサレムやアラブ系の市町からのパレスチナ人の流入に伴い、朝からエルサレムの街頭に展開した。
エルサレムのワクフ局はコロナウイルスの蔓延を理由に、昨年のラマダーン月にはモスクでの礼拝を停止していた。
エルサレムのワクフ局はモスク来訪者に対し、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、礼拝用の敷物の持参といった保健指導に従うよう求めた。
政府による部隊、ボーイスカウト、アクサーモスクの警備員、守衛、および門番たちが 礼拝者たちへの支援提供のためモスクに配置された。

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( 翻訳者:吉光奈々子 )
( 記事ID:50978 )