スーダン:数千人がイスラーム主義運動の書記長の死を悼む
2021年05月01日付 al-Quds al-Arabi 紙


■スーダン…数千人がイスラーム主義運動の書記長の遺体を会葬する

【ハルツーム:本紙】

数千人ものスーダン人が、金曜日に心臓病で死去したスーダン・イスラーム主義運動のズベイル・アフマド・ハッサン書記長の遺体を最後の安息地まで運び送った。

ハッサン事務局長は金曜日、健康状態が急変して、収監中のコバル刑務所から首都ハルツームの病院に運ばれたあと死亡した。

アナドル通信社の記者によると、参列者たちは、ハルツーム東部のブッリ地区にある故人の家を出発し、“マンシーヤ橋西側”の墓地にあるスーダンのイスラーム指導者ハッサン・トゥラービー氏の墓の隣に彼を埋葬した。

支持者たちは「ズベイルは殉教者。タウヒード(神の唯一性)に身を捧げた人。彼の人生はアッラーのため、アッラーのため、権威のためでも名声のためでもない。イスラーム主義…イスラーム主義、世俗主義は我々を支配しない。ズベイルよ、売却が利益を生んだ」と連呼しながら遺体を運んだ。

アナドル通信が報じたところによると、イスラーム主義運動は(書記長を)追悼する声明を出し「イスラーム主義運動はハッサン書記長を全能なるアッラーの殉教者だと信じている。彼は人生をその信念に従ってイスラーム主義運動に捧げることで模範を示したからだ」と述べた。

さらに「ハッサン書記長のメッセージは、呼びかけの道を進む者たちの行く手を照らす松明であり続ける。運動の指導者はこの呼びかけによってアッラーの許しを受け、政権の刑務所から天国へ召された」と続けた。

(後略)

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( 翻訳者:新階望乃 )
( 記事ID:50981 )