イスラエル:ガザ地区の武装勢力がイスラエルの違法行為に対抗すると発表(2)
2021年05月07日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アブー・アリー・ムスタファー旅団「我々はシャイフ・ジャラーフにおける敵国イスラエルの違法行為に対抗する」
【ガザ:アナトリア通信】
入植者たちとイスラエル軍は木曜夜、シャイフ・ジャラーフ地区の住民たち、および入植者のために立ち退くよう脅迫されているパレスチナ人の家々と連帯するために座り込みを行なっていた人々を襲撃した。
複数の目撃者によると、イスラエル部隊は地区で座り込みをしていた者のうち少なくとも10人を逮捕し、その他多数の人々が催涙ガスの発射による呼吸困難に苦しんでいたという。
シャイフ・ジャラーフ地区では、イスラエルがエルサレムの多くの世帯に対し入植者諸集団のために家屋から立ち退くよう脅迫を行って以来、数日にわたる緊張が広がっている。
イスラエル最高裁判所は木曜日、土地の所有権を主張する入植者たちのために4世帯のパレスチナ人家族に対し地区から立ち退くよう定める最終判決を下すことになっていたが、来週の月曜日に新たな審理を開くことを発表していた。同地区では、これまでに12世帯のパレスチナ人家族が、イスラエルの治安判事裁判所と「中央」裁判所によって立ち退きの判決を受けている。
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( 翻訳者:吉永伊吹 )
( 記事ID:51015 )