■カタールはガザ地区における10万の貧困世帯への財政援助の配布を開始する

【ガザ：本紙】

イード・アル＝フィトルの到来が近づくとともに、ガザ再建のためのカタール委員会（Qatar-GAZA Re-Construction Committee）は、毎月の財政援助配布を開始した。この援助はガザ地区の10万の貧困世帯に対して提供され、カタールのタミーム・ビン・ハマド首長が更新した、包囲された住民を支援するための助成金の一部である。

同委員長を務めるムハンマド・アマーディー大使「委員会はカタール開発基金と協力し、金曜日、ガザ地区の貧困世帯に現金給付支援プロセスを開始する」と発表した。

また同大使は、ガザ地区の諸県において、10万の貧困・困窮世帯に対して一世帯あたり100ドルの助成金が支払われると明らかにした。

同大使は以下のように述べた。「配布プロセスは、『コロナ』ウイルスの蔓延に立ち向かうために履行されている予防措置の一環として、ガザ地区諸県内の郵便銀行支店を通して実施される。これは、受給者の安全を保護し、予防措置・消毒・社会的距離への彼らの取り組みを保証するためである」。

さらに、同大使は「ガザ地区におけるコロナウイルスの蔓延という状況下において、配布プロセスはカタール委員会スタッフによる全面的な監督のもと関係当局側と協力して、安全基準の達成と、受給者と配布センターの労働者の完全な安全を保証する形で行われる」と強調した。

（後略）

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（ 翻訳者:堀内優希 ）
（ 記事ID:51022 )