アズハル観測所:4月に2580人以上の入植者がアクサー・モスクに侵入
2021年05月07日付 Al-Ahram 紙
■アズハル観測所:2580人以上の入植者が4月に「アクサー・モスク」に侵入した
【本紙:シャイマー・アブドゥルハーディー】
アズハル対過激派観測所は、シオニストによる神聖なるアクサー・モスクへの侵入に関する月間報告を発表した。観測所は、占領警察による厳重な警備のもと2580人以上の入植者が4月に「アクサー・モスク」に侵入したことを確認した。
4月はシオニストによる数々の卑劣な襲撃があり、今年の初め以来、アクサー・モスクの神聖さへの冒涜が最多の月となった。侵害は、過越(ぺサハ)の日におけるシオニストの祝祭の間に、過激な入植者によるアクサー・モスクへの侵入の増加によって始まり、アクサー・モスクの東部地区で公然と儀式が行われた。それらは様々な場所にいるムスリムの感情を卑劣に挑発するなかで起きた。このことは、神殿の再建を目指す組織が「土地の新たな獲得」とみなしたことと同然だった。
聖ラマダーン月の始まりとともに、占領当局は神聖なるアクサー・モスクを冒涜し、スピーカー音を妨害し、電線を切断し、ラマダーン月の2日目の夜にイシャーとタラウィーフの礼拝の最中に尖塔に侵入した。シオニストが支配するブラークの壁(嘆きの壁)に音が届くのを防ぐためである。そこで入植者らは「戦没者追悼記念日」と彼らが呼ぶものを迎える。
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( 翻訳者:朝比奈優有 )
( 記事ID:51023 )