夫婦たちは結婚生活を成功させるためにいくつかの戦略を取っている。それらについて、この記事では8つの事項を紹介する。

【ハムシャフリー電子版】1人の女性と1人の男性が共に歩んでゆくことは個々人の人生における難しい決断のうちの一つだろう。なぜなら、彼らは今まで家族と一緒に暮らしてきたが、今、少なくとも生活の初期には完全には知らない人と暮らさなければならないからだ。好むと好まざるとにかかわらず、〔結婚〕生活初期には困難があるが、お互いに我慢をし、愛情を深め、お互いの間違いを許容することでこの段階を容易に乗り越えることができる。この記事では夫婦が結婚生活を成功させるために行っているいくつかの戦略をお伝えする。

1． ルーティーンに互いに納得する
　ルーティーンを決める際は、夫婦は一緒に予定を決め、ともにその予定をこなす必要がある。ある調査によると、トイレの使用に関する悪い習慣は夫婦間の問題発生の原因となる。誰が朝トイレを優先的に使用するのか？誰がトイレを掃除するのか？といったようなトイレに関する話し合いは夫婦間の話し合いの中でも一般的なものだ。

2． タスクを2人で分ける
　ある調査によると、56％の夫婦が2人でタスクをこなすことで結婚生活を成功させられる、と明らかになった。こうすることで夫婦はともに快適に暮らすことができる。彼らは能力に基づきそれぞれに適した役割分担をするための独自のシステムを作ることができる。

3． 自身の収支について話す
　2人でタスクをこなすのと同様に、家計も連帯責任とみなされるべきだ。夫婦は〔家計の〕支出の分担を決める際、彼らの給与に基づいて話し合いをする必要がある。お金に関する話し合いをすることで、分割払いや家計の目標に関して考慮することにもなるだろう。妻と夫は2人の信頼関係に問題が生じないよう、常に彼らの金銭についてお互いに対して正直であるべきだ。

4． 互いの悪い習慣への対処方法を学ぶ
　夫婦がともに暮らそうと決める時は、互いの悪習慣に気づくときでもある。靴下をソファの上に置いたり、大きな音を立てながら食事をしたり、支度に長い時間を使ったり、これらはよくある悪習慣だ。この問題を解決するために夫婦が選択する方法の一つはこれらの問題に妥協することである。

5． 私的なことの一部を一緒に行う
　ある論文によれば、私的なことを一緒に行うことがある夫婦はお互いに対しポジティブな感情を感じ、より良い関係を築いている。このタスクは家庭の外で一緒に行うタスクであるかもしれないし、あるいはソファに寄りかかって映画を見ることかもしれない。

6． 1人の時間も確保する
　共同生活とは夫婦が常に一緒に過ごすことを意味するのではない。共同生活の中、時々1人で過ごすことで〔共同生活の〕状況に良い影響をもたらすことができると言われている。1人で過ごすことは自分たち自身について深く考えたり、より良い人間になれるよう努力したりすることにつながるかもしれない。

7． 来客に関するルールを決めておく
　パートナーの家族や友人となると、夫婦はお互いに快適さのレベルと感覚が異なっている。したがって客に関するルールを決めておくことはとても大切だ。誰なら、いつなら彼らの家に招いていいのか、ということについて見解を一致させておくべきだ。

8． お互いに対立を解消するよう努力する
　ポジティブな空間を家のなかに作り、お互いの問題や衝突を協力して乗り越えることで、夫婦は自分の家を安心できる場所にすることができる。ある経験豊かな心理学者の1人はこのことに関して、「妻も夫も怒りを寝室に持ちこむべきではない。怒りがおさまらぬまま隣で寝ることになる前に問題を解決するべきだ」と述べている。

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（ 翻訳者:NK ）
（ 記事ID:51038 )