イスラエル:UAEの宣教師がイスラエルのガザ攻撃を支持、SNSでは怒りの嵐(2)
2021年05月11日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ワスィーム・ユースフ氏がイスラエルのガザ攻撃を支持、ハマースによるロケット弾を批判…活動家たちの反応

【ロンドン:本紙】

イスラエル軍スポークスマンのアヴィハイ・アドライ氏は、自身のTwitterアカウント上でユースフ氏のツイートをシェアし、その内容が「真実の叫び」であると表現した。また同氏はユースフ氏のツイートに対するコメントとして次のように述べた。「真実の叫びである。もっとも醜いタイプの搾取に毎日さらされている、ガザのムスリムの兄弟であるムスリムはどこにいるのか。ガザの市民たちはテロリストのロケット弾のための人の盾である。彼らは標的を外したロケット弾によって負傷している。イスラーム世界はどこにあるのか。ガザの市民をハマースから救ってください」。

パレスチナやアラブの活動家たち、スポーツコメンテーターのハフィーズ・ダラーイー氏を含むメディア関係者たちがユースフ氏のツイートに対して反応した。ダラーイー氏はTwitterでユースフ氏について触れ、以下のように投稿した。「私にとってもっとも心が痛むのは、あなたが宣教師の一人として数えられていることだ。しかし、神のおかげであなたはヨルダン人でもUAEの人でもなく、数ディルハムのためにシャイフたちの世界で空想を語っている詐欺師の一人として数えられている。残念ながらあなたの価値はパレスチナの幼い子供たちの靴にも及ばない。神のお許しがあるならば、あなたはこの世界の歴史のごみ箱へ、そして最後には地獄の炎へ向かう運命となるだろう」。

ワスィーム・ユースフ氏がハマースに対して攻撃をしかけ、批判を浴びせたのが初めてでないことは特筆に値する。

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( 翻訳者:武田ほのか )
( 記事ID:51064 )