UAE:パレスチナ情勢をめぐる国連総会緊急会合に参加
2021年05月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■会議開始後に…UAEがパレスチナ情勢をめぐる国連総会緊急会合に参加

【ニューヨーク:アナトリア通信】

アラブ首長国連邦(UAE)は、パレスチナ情勢の進捗をめぐる国連総会会合(今月20日開始)への参加を正式に要請した。

複数のジャーナリストによると、UAEのラーナー・ザキー・ヌシーバ国連大使は国連総会議長に対し、同会合への参加を求めるための要請を提出した。

複数の外交筋が本紙に語ったところによると、同会合に登録された発言者の数は、開始当初に71人であったのに対し、現在では110人に達した。

国連大使らは木曜(20日)、UAE国連代表団が「会合が始まるまで参加要請を提出しなかった」ことを明らかにしていた。

UAEのほかに、過去1年間にイスラエルと国交を正常化したバハレーン、モロッコ、スーダンの3カ国がパレスチナの進展を議論するための会合に参加した。

ガザ地区に対するイスラエルの攻撃は11日目に突入した。ガザ地区の保健省によると被害を受けた人々の数は子供65人、女性39人、老人17人を含む殉教者232人に加えて、負傷者1900人に達した。

イスラエル軍との衝突により、占領下のヨルダン川西岸地区(エルサレムが含まれる)で4人の子供を含む29人のパレスチナ人が殉教し、約7000人が負傷した。そこでは、イスラエル軍が抗議者たちを解散させるため、金属製の実弾や催涙ガス弾を使用している。

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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:51083 )