パレスチナ:イスラエルとの関係をめぐって
2021年05月26日付 al-Mudun 紙

■イスラエルがガザ復興のための条件を規定する

【アラブと世界 : 本紙】

イギリスのドミニク・ラーブ外務大臣は水曜、イスラエルのガビ・アシュケナズィ外務大臣との会談でパレスチナ・イスラエル紛争の二国家解決におけるイギリスの責務を改めて確認したと述べた。

ラーブ氏はツイッター上で「ガビ・アシュケナズィ氏との会談で、二国家解決における連合王国の責務やイランとのより確固とした核合意達成の重要性、そしてイスラエルの安全保障へのコミットメントを改めて確認した」と書き、また「イスラエル人とパレスチナ人のより明るい未来に向けた前進を得る必要がある」と付言した。

パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領との会談のためにラマッラーを訪問したアントニー・ブリンケン米国務長官の出国を受け、ラーブ氏は占領地を訪問した。

ブリンケン氏はアッバース大統領との合同記者会見で、ジョー・バイデン米大統領政権がパレスチナ人との関係に責任を持つかたちでアメリカ領事館を占領下のエルサレムに再び開設することを発表し、それはパレスチナの民衆との協力や支援提供において重要な方法だと説明した。さらに、米政権は2021年中にパレスチナ人の開発と支援のために7500万ドルを追加提供する意向を議会に報告する予定であると発表した。

また、ブリンケン氏は米政府がガザ地区への緊急支援として550万ドルを充て、さらに3200万ドルを国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に提供する予定であると確認した。

(後略)

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( 翻訳者:オマルファーリス )
( 記事ID:51113 )