AFP通信の最新ニュースによると、ドイツはほとんどの国に対するウイルス旅行警告を、7月1日に解除すると発表した。直近7日間に記録した感染率が10万人あたり50-200人の国々は、もはや「リスク地域」にはならない。これに従い、トルコへの旅行警告も7月1日に解除される。
コロナウイルス(Covid-19)の世界的流行とともに多くの国に対する旅行警告を発したドイツから、新たな発表があった。
ドイツのハイコ・マース外務大臣は今日の発表で、ドイツが大半の国に向けた旅行警告を7月1日に解除することを明らかにした。
これによると、直近7日間に記録した感染率が10万人あたり50~200人である国々はもはや「リスク地域」と認められない。
これにより、トルコへの旅行警告も7月1日に解除される。TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)のベルリン特派員イルハン・アタソイ記者は、ドイツ外務省ホームページのトルコのページが更新され、トルコの10万人あたりの感染平均数が50人と掲載されていることを伝えた。
言い換えればトルコは、感染者数の平均が200以下になったため、ドイツの7月1日の決定において旅行警告が解除される国々に含まれる。
CNNトルコのベルリン代表エルハン・メルトテュルク氏は、ドイツが旅行警告対象国へ行く国民に対し「自己責任だ」と警告していたことを強調した。
すなわち、ドイツ国民が旅行警告対象国に行き、そこでコロナウイルスに罹っても、ドイツは治療費を補償しないと明言されていた。最新の決定によって、トルコへ旅行するドイツ人に対してはこの措置も廃止されることになる。
マース氏はこの決定を公表した会見において、ドイツ国民のコロナウイルスのワクチン接種が徐々に拡大していることで、正常化過程に戻るだろうことを強調した。
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( 翻訳者:関口ひなた )
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