イスラエル:新政権の女性大臣の大半をアラブ系ユダヤ人が占める(2)
2021年06月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエル新政権の女性大臣の大半はアラブ諸国から移住したユダヤ人家族出身である
【n.p. :本紙】
経済省におけるポストに就いた「ウールナー・バールビーフィヤー」大臣は、イスラエルでは陸軍少将の階級に昇進した最初の女性として知られており、母親がイラク出身であり、父親はルーマニア系移民である。
同じモロッコに出自を持つ女性大臣のうち、新たに社会平等省の大臣となり、ヤーイル・ラピド氏率いる「イェシュ・アティッド」(未来がある)党所属の国会議員である「メイラフ・コーヘン」氏は、1983年半ばに占領下のエルサレムで生まれ、両親はイスラエルに移住したモロッコ人である。彼女は結婚しており、三人の息子の母親でもある。メイラフ・コーヘン氏の来歴としては同様に、エルサレムの「ヘブライ大学」の経済・経営学の修士課程を卒業し、2011年にはエルサレム市議会の議員に任命されたことが挙げられる。
(後略)
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( 翻訳者:河野雪乃 )
( 記事ID:51214 )