パレスチナ:イスラエルの占領終結を求める国際的な声を歓迎
2021年06月21日付 al-Quds al-Arabi 紙

■パレスチナ人は、占領を終わらせるためのバイデン大統領に対する国際的な要求を歓迎している

【ガザ:本紙】

パレスチナ外務・移民庁は、米大統領ジョー・バイデン政権に対してイスラエルの占領の終結を求める国際的な声を歓迎し、あらゆる形で協力する準備ができていると明言した。

同庁は声明を出し「(外務・移民庁は)日に日に広まるパレスチナの大義と正義に関する署名活動と世論調査に多大な関心を寄せている。そして、(イスラエルの)占領の終結、パレスチナ国民の自決権の行使、公正で合法的なパレスチナ国家としての権利、とりわけ東エルサレムを首都とする独立国家の樹立を求めている」と述べた。

そして「アラブおよび地域の人権団体、国際的な著名人、多くの米国人ジャーナリスト、ミシガン州立大学の教職員らが署名した請願書は、イスラエルに対してパレスチナ人の権利の尊重と(イスラエルによる)パレスチナ領土の占領終結を要求している」と示した。その上で「トランプ前米政権が占領政策と入植活動を容認し、われわれパレスチナ国民の権利をないがしろにするファシスト的行為を黙認していた」と断言した。

パレスチナ外務・移民庁は「バイデン政権に求められることは、パレスチナ国民の権利を保護する迅速な行動である。国際社会が期待する中で、迅速な行動を執らなければ、パレスチナ領土の状況を悪化させ、苦しみを倍にする」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:福井寧々 )
( 記事ID:51233 )