シリア:政府・ロシア連合軍による新たな攻撃で死傷者が発生(2)
2021年06月23日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イドリブ市およびハマー市における新たな段階の砲撃・ミサイル攻撃により死傷者が発生
【ダマスカス:本紙】
緊張状態は3週間にわたって継続
タラール市民防衛局長は、アリーハー市およびジャバル・アルバイーン市、またズィヤーラ町およびイフスィム町が同様の砲撃を受けたが、救助隊が遺体を回収したのち、標的となった地域に他の負傷者がいないことを確認したと付け加えた。
民間防衛隊の責任者は、イドリブ南部郊外とガーブ平原において政府軍とロシア軍による緊張状態が3週間連続で継続しており、高度な武器が使用されているためにそのペースは日々加速していると述べた。また2人の子供、1人の乳児、5人の女性およびシリア民間防衛隊のボランティア1人を含む32人がすでに犠牲となっており、子供と女性を含む66人が負傷したことを明らかにした。一方で、同様の動きに対する国際的な活動や攻撃を停止させようとする試みはなかったという。
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( 翻訳者:谷崎優貴 )
( 記事ID:51236 )