モロッコ:民主主義指数においてマグリブ諸国で首位
2021年06月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
■モロッコが世界民主主義指数においてマグリブ諸国で首位
【ラバト:本紙】
「ロンドン経済平和研究所」が発行した報告書によると、モロッコは世界民主主義指数でマグリブ諸国の首位に立ち、アラブ世界では第6位にランクインした。世界170カ国中第79位と評価され、「混合政治体制」に分類された。
チュニジアが世界第98位で、マグリブ諸国では第2位だった。モーリタニア(第118位)、アルジェリア(第120位)がそれに続き、リビアがマグリブ諸国の最下位で、世界第156位だった。
「アフダース・マグリビーヤ」紙の情報によれば、「民主主義指数」は毎年発表され、世界の国々を次の4種の体制に分類している:「完全な民主主義」、「欠陥のある民主主義」、「混合政治体制」「独裁体制」。
評価は170カ国を対象とし、安全と社会の平和の水準、国内外の紛争の激しさ、軍事化レベル、そして暴力の経済的コストに注目している。
今年度の報告書の主な焦点は、コロナウイルスのパンデミックが世界各国の民主主義と自由に与える影響である。第二次世界大戦以来最悪と予想される不況の拡大により、世界平和度指数のほとんどの指標でリスク増大に直面している世界について、詳しい見解を提供している。
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( 翻訳者:野口藍良 )
( 記事ID:51244 )