東エルサレム:イスラエル軍の攻撃でパレスチナ人3名が負傷
2021年06月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■シェイク・ジャラ地区で、イスラエル軍の攻撃により3名のパレスチナ人が負傷
【エルサレム:アナトリア通信】
パレスチナ赤新月社(PRCS)の簡単な報告書によると、土曜日、イスラエル軍が占領下(東)エルサレムのシェイク・ジャラ地区の住民とその連帯抗議者たちを一掃するために行った攻撃で、3名のパレスチナ人が負傷した。
現在も28のパレスチナ人世帯が、1956年から住み続けているシェイク・ジャラ地区の住宅からの強制退去の危機に直面している。
PRCSは「(PRCSの)スタッフが、占領下のシェイク・ジャラ地区でイスラエル占領軍によって殴打された3名のパレスチナ人の手当てを行った。内1名は病院に搬送され、他の2名は現場で処置が施された」と報告している。
また、目撃者は「暴行は、イスラエル占領軍が連帯抗議者たちを強制的に追い出そうとしている時に起こった」と証言した。さらに「その際、イスラエル軍は子供を拘束した」と述べた。
土曜日のそれより前に、イスラエル占領軍はその地区に住む少女2人に暴行を加え、拘束し、数時間監禁した後釈放している。
シェイク・ジャラ地区では連日、占領軍と入植者らによる、地域住民と連帯抗議者への攻撃が発生している。
イスラエルの入植者グループは「シェイク・ジャラ地区のパレスチナ人たちの住居は、1948年以前にユダヤ人が所有していた土地に建てられたものだ」と主張している。しかし住民たちはそれを否定している。
(退去命令や占拠など)一連の入植計画は、先月の数週間にわたるパレスチナ人とイスラエル警察との間の衝突の誘因となった。
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( 翻訳者:高橋英佑 )
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