レバノン:国民の不満が高まるなか政府が燃料価格の引き上げを決定(2)
2021年06月29日付 al-Quds al-Arabi 紙


■レバノン政府は暴力行為や道路の封鎖が発生するなかで燃料価格を引き上げる

【ベイルート】

しかし、あるディーラーは木曜日、並行市場では米ドルが約16,700レバノンポンドで取引されていると述べた。

レバノンは、世界銀行によって近代におけるもっとも深刻な不況状態の一つであると表現された金融危機のただなかにいる。

ドライバーらはここ数週間、少しでも燃料を手に入れようと何時間にわたって行列を作り、しばしば暴力的な喧嘩を引き起こした。

目撃者によると、この数日間でレバノン国内の複数の地域に(路上)障害物が設置されたという。これは不満を強めた数人のデモ参加者がゴミコンテナに火をつけ、道路を封鎖したためである。

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( 翻訳者:半田桃香 )
( 記事ID:51264 )