カタール:カタール外相が米国務長官と地域情勢を検討
2021年06月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
■カタール外相と米国務長官がパレスチナ、リビア、シリア、アフガニスタンの情勢を検討
【本紙:ドーハ】
カタールのシェイフ・ムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール=サーニー外相は、アントニー・ブリンケン米国務長官と中東地域における情勢の進展を検討し、二国間関係の強化を討議した。
カタール通信社(QNA)は以下を明らかにした。シェイフ・ムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール=サーニー副首相兼外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国務長官と会談した。この会談は、イタリアの首都ローマで開催された「イスラーム国」に対する国際同盟の外相会合の折に行われた。
カタールの公式な情報筋によると、会談ではカタール・アメリカの二国間協力関係及び、中東地域、特にパレスチナ、リビア、シリア、アフガニスタンにおける情勢の進展について検討が行われた。
カタール副首相兼外務大臣は米国務長官に対し、アメリカがイタリアと共同で「イスラーム国」に対する国際同盟の外相会合の議長を務めたことへの感謝を表明した。
カタールとアメリカは数多くの問題や課題における相互協力の歴史を有している。カブールにおける数十年に渡る紛争を終わらせたアフガン和平対話をドーハが主催したのはその一例である。
カタールは、治安を維持し、過激主義の兆候に対処する努力における実効的な役割を担い続けている。すなわち、二国間協力や関係諸国との多国間協力を通じて、テロや暴力的な過激主義を駆逐するために必要な手段や措置を講じ続けている。
(後略)
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( 翻訳者:原実都姫 )
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