東京オリンピック:開会式でシリア国旗を掲げるのは馬術のハムシュー選手
2021年07月14日付 その他 - Sana 紙


■東京オリンピック開会式でシリア国旗を掲げるのは馬術のアフマド・ハムシュー選手

【シリア国営通信:ハナー・サックール】

シリア・オリンピック委員会は、今月23日に開催される2021年東京オリンピックの開会式でシリア国旗を掲げる選手として、馬術のアフマド・ハムシュー選手を選出した。

ハムシュー選手の選出は、馬術競技が世界規模で得ている高い立場や、同選手が近年勝ち取った複数の成果・選手権を考慮したうえでなされた。

ハムシュー選手は報道声明の中で、「いかなる機会において自国の国旗を掲揚する機会を得られたとき、これは疑いようもなく我々が体感し得る最上の感覚となる」と述べた。また彼は、シリアにおける馬術の名誉ある姿を体現し、高度な順位への入賞と優れた業績を実現するため、各競技において最善を尽くすことを誓った。

国際馬術連盟の世界ランキングで63位の地位にあるハムシュー選手は、今回が2012年のロンドンオリンピックに続く2度目のオリンピック出場となる。彼は国際馬術連盟の監督下でシリアで開催された6つの国際大会(平和選手権)を含む、欧州・アラブにおける20の公式国際大会に出場した。また彼は2006年にドイツで開催された世界エンデュランス選手権に出場し、2007年にはエジプトで開催されたアラブ総合馬術選手権においてドレッサージュ部門での銀メダル、エンデ湯ランス部門での銅メダルを代表チームとともに獲得した。その後2014年にアラブ首長国連邦のアル・アインで、翌2015年にアブダビで開催されたグランプリ大会においてそれぞれ優勝、2018年にトルクメニスタンで開催されたアジア選手権において代表チームとともに銅メダルを獲得した。また彼は 2018年に国際忠節選手権におけるタイトルを獲得し、2021年の国際貴族選手権で優勝、2021年の国際平和選手権でも優勝した。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:51343 )