アルジェリア:厳しい感染対策が敷かれるなか、モスクでのイード・アドハーの礼拝が再開される(1)
2021年07月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■厳しい措置下で…アルジェリア人がモスクでのイード・アドハーの礼拝を再開する

【アルジェ:アナトリア通信】

モスクにおけるイード・アドハーの礼拝が火曜日に再開されたにもかかわらず、アルジェリアの礼拝者たちはコロナウイルスの蔓延を防ぐための厳しい暫定措置のなかで例外的な雰囲気を経験した。昨年と異なり、礼拝者たちは全国のモスクにおけるイード・アドハーの礼拝を認められていた。

アナトリア通信の特派員らは、礼拝者らがアルジェ市内でモスク巡礼を行う際、(社会的)距離の尊重、マスクの着用、握手の自粛など、当局が呼び掛けた予防策を順守していることに注目した。

アルジェリア政府は月曜日、人流抑制、いかなる不要の旅行の自粛、イード・アドハーの犠牲(と殺)中の集会の回避、予防措置・衛生状況の尊重などを国民に対し呼びかける、イードに際する予防措置を承認した。

ファトワー委員会(宗教省に所属)は2日前、国民に対し「さらなる流行の拡大を防ぐために予防措置に応じる」よう呼びかけた。

同委員会は声明で次のように述べた。「イードの礼拝に関しては、モスクへの出入りの時間が尊重されなければならない。またイードの礼拝と説教の簡素化、物理的距離の順守、マスクの着用、手の消毒、握手や集会の自粛が必要である」。

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( 翻訳者:野口藍良 )
( 記事ID:51365 )