アルジェリア:厳しい感染対策が敷かれるなか、モスクでのイード・アドハーの礼拝が再開される(2)
2021年07月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■厳しい措置下で…アルジェリア人がモスクでのイード・アドハーの礼拝を再開する

【アルジェ:アナトリア通信】

アルジェリア人たちは昨年、特別な状況のなかでイード・アドハーを迎えた。

当局がコロナウイルス蔓延を理由にモスクでのイードの礼拝を禁じたため、礼拝は各自宅で行われた。一方、前回のイード・フィトルの礼拝はモスクで行われた。

市民のターヒル・ヒムスィー氏は「今年のイード・アドハーはコロナウイルスの蔓延により特別な状況でやってきた」と述べ、以下のように加えた。「我々は並びなく偉大なるアッラーがこの病を我々から取り除くことを祈っている。我々にはこの数日で他界した友人や恋人がおり、ウイルスを予防しなければならない」。

一方、市民のウマル・ブーバトラ氏は以下のように述べた。「コロナウイルスを理由として『イードが素晴らしくない』と不満を漏らしたり、言及したりしてはならない。しかし、予防措置を順守する義務がある」。

同氏はアナトリア通信に対し以下のように付け加えた。「我々はコロナウイルス出現以前の過去数年の習慣のように、落ち着いた雰囲気でイードを迎えられなかった」。

日曜日の時点で、アルジェリアでは3,989人の死者と105,604人の回復者を含む、累計153,309人のコロナウイルス感染者が記録されている。

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( 翻訳者:野口藍良 )
( 記事ID:51373 )