レバノン:首班指名の趨勢
2021年07月24日付 Al-Nahar 紙

■本日の本紙の見出し:過半数は月曜日にミカーティーに投票する予定だが、ヒズブッラーと自由愛国運動の間には相違も

【本紙】

サアド・ハリーリー前首相の(首相候補)辞退を受け、組閣を任せる政治家の任命を目的とした拘束力のある国会議員協議の趨勢を決する上でカギとなる一時休止として、今後48時間を注視する。そして、ハリーリー前首相が(首相候補を)辞退するに至った妨害的なプロセスが進んでいくのか、あるいはそのようなプロセスの支持者らがそれを取り下げ始めるのかどうかを観察する。もし、上記のことが普通なことであったならば、(ミカーティーに)この重要な(首相としての)資格があるとすることは、その圧倒的な重要性にも関わらず、レバノン人が歴史の中で目撃し、経験し、目の当たりにしてきた最悪の状態に彼らを打ち砕くような恐しい資格認定の水準とはならなかった。任命された首相や次の内閣がすぐに直面するであろう、積もり積もった恐しい(負の)遺産の結果である財政危機や経済危機、そしてそれよちもさらに危険なものであるレバノン人の日常生活を悪夢へと変える生活および行政サービスの危機を示唆するには、ここ最近のレバノン人をとらえている息が詰まるような危機に関する(ニュースの)見出しを集めるので十分だ。

(後略)

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( 翻訳者:白石江里香 )
( 記事ID:51385 )