ヨルダン国王:中東問題に関する「米国・ヨルダン相互合意」を強調
2021年07月27日付 al-Mudun 紙

■ヨルダン国王が米国首脳陣にシリアのロードマップを提示

【n.p.:本紙】

ヨルダン国王アブドゥッラー2世は、米国下院の主要メンバーとの会談で、シリアの統一を尊重し難民の安全な帰還を保障する政治的解決を達成するために、さらなる国際的努力を要請した。

「ヨルダン国王はワシントンでの会合で、シリア難民とその受け入れ体制に対する国際社会の責任を追求し、シリアとイラクの安定がいかに重要であるかを強く主張した。そして国際社会に、国内の治安の安定と安全を推し進めるイラク政府および国民の努力への支援を呼びかけた」とヨルダンのアンモン・ニュース・エージェンシー(Ammon News Agency)は伝えている。

さらに(国王は)二国家解決に基づいた和平プロセスを再開し、パレスチナ・イスラエルの(直接)交渉を遅滞なく開始する必要性を強調した。

また、国会議事堂内で行われたナンシー・ペロシ米下院議長との話し合いでは、周辺諸国に生まれた新しい形の相互協力と調和に言及し「周辺地域の多くの同胞たちの間に、これまでにはなかった(一歩進んだ)相互協力と調和の気運が芽生えた。そのため私は、どのようにして2021年を実のある年に変えるかを導き出すために、ここワシントンにやってきた」と述べた。

そして国王は「この地域の大きな課題とそれに関連する多くの問題についてヨルダンは米国政府と相互合意に達している」と述べ、さらに「国際社会が新たに取り組むべき重要な仕事もある」と付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:オマルファーリス )
( 記事ID:51403 )