世界テコンドー連盟会長が出席 東京五輪、日本がテコンドーイラン代表の最初の対戦相手に
2021年07月08日付 Jam-e Jam 紙


 東京オリンピックテコンドー団体戦の監督会議と抽選会が先ほど行われ、参加チームの対戦相手が判明した。

【ジャーメ・ジャム電子版】テコンドー連盟[正式には「ワールドテコンドー」で、「世界テコンドー連盟」は旧称]の広報部によれば、世界テコンドー連盟の提案と国際オリンピック委員会(IOC)の承認により、東京オリンピックで初めてテコンドー混合団体戦の競技が試験的に行われることになった。

 イランと中国のチームは、世界選手権での競技と演武を通じて出場枠を首尾よく獲得したが、世界テコンドー連盟の発表をもってコートジボワール、ロシア、日本のチームも参加することとなる。

 東京オリンピックテコンドー団体戦の監督会議と抽選会が本日(イラン暦ティール月17日木曜日[西暦2021年7月8日])、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長、ワールドテコンドーのチョ会長と競技開催責任者のモハンマド・シャアバーン氏出席の上、オンラインで開催された。

 実施された抽選に基づき、中国とコートジボワール、ロシアが第1グループに組み分けられた。まず中国とコートジボワールの選手らが対戦し、この試合の勝者がロシアチームとの戦いに進む。

 イランと日本は第2グループに入っており、対戦した上で勝者が決勝へと進む。

 チームのヘッドコーチであるセイエド・ネッマト・ハリーフェ氏と、代表チーム組織のトップであるアーラシュ・ファルハーディヤーン氏が、イラン代表としてこの会議に出席した。

 この競技はイラン暦モルダード月2日から5日[西暦2021年7月24日から27日]にかけて幕張メッセにて開催され、個人の三位決定戦の前には各日団体戦が一試合ずつ行われる。

 アミールモハンマド・バフシー選手、エルファーン・ナーゼミー選手、キーミヤー・ヘンマティー選手、メリーカー・ミールホセイニー選手からなるテコンドーイラン代表チームがこの大会に参加する。そしてセイエド・ネッマト・ハリーフェ氏がヘッドコーチとして彼らを導く。

 これまでの大会は、各チームは最低4名、最大5名のテコンドー選手で構成され、1名の選手を控えとして発表、男性テコンドー選手2名、女性テコンドー選手2名で競い合う形で実施されてきた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:SH )
( 記事ID:51413 )