アルジェリア:アフリカ連合からのイスラエル追放に13の加盟国とともに合意
2021年08月01日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アルジェリア、イスラエルからアフリカ連合のオブザーバー資格をはく奪することに13の加盟国とともに合意
【アルジェ:本紙】
アルジェリア柔道代表のフェトヒー・ヌーリーン選手が、東京2020オリンピックでイスラエルの選手との対戦を拒否した。彼の弁によると、「握手によって自分の手をイスラエル化されたくない」ためだという。その後、アルジェリア政府はアフリカ連合からイスラエルを追放するキャンペーンを主導している。地元メディアによると、同国は13の加盟国とイスラエルを追放することに合意しているという。
アルジェリアの「ワーキア」チャンネルは、同国がアフリカ連合の原則を守り、パレスチナ国家を支持するために、連合へのイスラエルの加盟の決定を拒否するアフリカチームの結成に正式に着手したと伝えた。また、これに合意した国は、南アフリカ、チュニジア、エリトリア、セネガル、タンザニア、ニジェール、コモロ連合、ガボン、ナイジェリア、ジンバブエ、リベリア、マリ、セーシェルであると明らかにした。You Tubeで配信された同チャンネルのレポートによると、これらの国々はアルジェリアがイスラエルに対して講じたいかなる措置をも祝福しているという。
また、アルジェリアのラムタン・ラマムラ外相は、自国の外交はイスラエルとアフリカ連合が実施したこの措置を前に、加盟国に相談せずに傍観することはないと強調した。さらに、イスラエルをオブザーバーとしてアフリカ連合に受け入れるのは、パレスチナと大義を支持する同国を不安定にすることを目的としていると付け加えた。
アルジェリアは既に、ラマムラ外相がアフリカ諸国を訪れる外遊を火曜日に開始したと正式に発表している。訪問国にはチュニジア、エジプト、エチオピアとスーダンが含まれ、公式発表で述べたように、アフリカ連合の組織内におけるイスラエルの勢力伸長を「抑え込む」ことを目的としている。
(後略)
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( 翻訳者:野口藍良 )
( 記事ID:51442 )