オマーン:全国水素同盟を設立(2)
2021年08月12日付 Al-Ahram 紙


■オマーンが全国水素同盟を設立する

【本紙】

同同盟はオマーンのエネルギー・鉱物省が指揮を執り、オマーン石油開発未来エネルギー部門によるサポートのもと、公共事業統制機構(APSR)、オマーン石油開発、オマーンエネルギー開発(EDO)、OQグループ、オマーン液化天然ガス(Oman LNG)、bpオマーン、オマーン・シェル、オマーン・トタル・エナジーズ、スルタン・カーブース大学、ドイツ工科大学(GUtech)、ソハール港、ドゥクム港が参加する。

エネルギー・鉱物省のサーリム・ビン・ナースィル・アウフィー次官は次のように語った。「オマーンは、世界の隅々とのチャンネルをもっていることから明らかなように、エネルギーの確固とした信用のおける生産国および輸出国として世界的評価を得ている。さらに同国はその気候や地政学的位置、再生可能エネルギーおよびグリーン水素の産地への転換を主導した数々の経験などを鑑みても、すぐれた地位を占めている」。

同氏は加えて「HY-FLY同盟設立の目的は、(経済計画)オマーン・ビジョン2040におけるエネルギー多角化に向けた諸計画に則り、クリーンな水素を発展させるテクノロジーおよび同テクノロジーの適切な使用を推し進めるため、産業界・政府・諸公的機関の間に先駆的な国際的・国内的な同盟を創設することにある」と述べた。

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( 翻訳者:吉岡珠実 )
( 記事ID:51503 )