シリア:米国の占領軍が今週2度目となる実弾訓練を実施(1)
2021年10月13日付 al-Watan 紙
■「SDF」が傘下の職員らにトルコ政府に対抗し「オジャラン氏」を支援するデモを組織するよう強制…米占領軍が今週に入って2度目となる「コノコ」での軍事訓練を実施
【諸通信社】
米国の占領軍は昨日、ダイル・ザウル県の郊外地域に位置する「コノコ」・ガスプラント基地で今週2度目となる実弾訓練を行った。一方民兵組織である「シリア民主軍(SDF)」は同県東部のハジーン町で、テロの容疑がかかっているアブドゥラー・オジャラン氏の釈放をトルコ政府に対して求めるデモを実施するよう傘下の職員らに強制した。
複数の反体制派ウェブサイトが伝えた内容によると、米国の占領軍はコノコ・ガスプラント基地で実弾を用いた軍事訓練を違法に実施した。またこれによって生じた爆発音は、ダイル・ザウル県の東部郊外や北部郊外にまで到達したという。
ウェブサイト「マヤーディーン」は現場筋の話として、占領軍が、軍事拠点・本部が爆撃にさらされている状態を想定した避難訓練を実施したうえ、実弾による砲撃訓練を実施したことを明らかにした。
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( 翻訳者:石川修伍 )
( 記事ID:51515 )