パレスチナ:現在のパレスチナにおいて囚人たちに向けられている容疑とは
2021年09月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■パレスチナの囚人たちに向けられている容疑とは?

【本紙】

イスラエル警察は「破壊」作戦を計画したとして、15年におよぶ禁錮刑を言い渡され、その後再逮捕された囚人たちに対する起訴状を準備している。また彼らは、その他の囚人の脱走をほう助した罪に関して、禁錮20年の刑を言い渡されている。

ヘブライ語新聞であるハアレツ紙は「イスラエル警察の決定は、囚人たちが脱走後に作戦を実行しようとしていたという事実に基づいている」と報じた。

一方、再逮捕されたザカリヤー・ズバイディー容疑者の弁護士であるフェルドマン氏は以下のように述べた。「我々はイスラエル警察による13日間の拘留延長の要請を拒否した。我々は彼に対して向けられた容疑を否定する。彼が刑務所から脱走したことは事実であるが、それは自然な出来事であった。私はザカリヤー・ズバイディー氏を弁護するためにここにいる。我々はイスラエルの警察や検察当局による要求および起訴を拒否する」。

イスラエル治安当局が作成した報告は「一人の囚人は西岸地区へいき、もう一人は『48年の土地』(訳注:1948年以来、シオニスト勢力によって占領されている土地)に残っている」ことを明らかにしており、残り2人の脱獄囚の捜索が引き続き行われている。

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( 翻訳者:赤塚大輝 )
( 記事ID:51561 )