■スィースィー大統領がリビア代表議会議長とハリーファ・ハフタル氏を歓迎

【カイロ：AFP】

エジプト大統領府の発表によると、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は火曜日、リビアのアギーラ・サーリフ代表議会議長とハリーファ・ハフタル氏を迎えた。

エジプトのバッサーム・ラーディー大統領報道官は自身の公式Facebookページに次のように投稿した。「スィースィー大統領は、エジプト総合情報庁のアッバース・カーミル長官同席の下、リビア代表議会議長のアギーラ・サーリフ氏とリビア軍司令官ハリーファ・ハフタル氏を迎えた。」

また、在リビア米国大使館のTwitterアカウントによると、ハフタル氏は先月カイロを訪問し、今年末に予定されている議会選挙と大統領選挙の準備の一環として、スィースィー大統領や米国のリビア特使と会談したという。

2011年のムアマル・カッザーフィー失脚後の混沌としたリビア情勢の中で、エジプトは何年にもわたりハフタル氏の最大の支援国のひとつに数えられてきた。

今年年2月にリビアの新政権が選出された後、エジプト政府はトリポリの新政府と協力する意向を表明し、いち早くリビア新政府のアブドゥルハミード・ダバイバ首相を招いた。

ダバイバ首相率いる新政府とムハマド・マンフィー議長率いる執行評議会は、政治的分裂を終息させ、12月24日に予定されている選挙までの移行期間の監督を行うことが期待されている。なお、両氏は今年2月5日ジュネーブで国連主催の下、リビア人の関係者によって任命されている。

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（ 翻訳者:高橋信哉 ）
（ 記事ID:51575 )