シリア:トルコの軍事作戦をめぐるロシアの疑念と米国の可能性否定(1)
2021年11月02日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「決定的な」数時間...トルコの軍事作戦をめぐるロシアの疑念と米国の否定
【スーリーヤ・ネット】
シリア北部でロシアの動きが拡大するなか、トルコが同地域で「人民防衛隊(YPG)」に対して始動させる準備が完了したと述べた軍事作戦に関する期待が高まっている。
米国当局は現時点でトルコが軍事作戦を実施する可能性を除外しているが、トルコの中枢では、戦争の太鼓が打ち鳴らされる可能性があるきたる「決定的な」数時間について話し合われている。
今後の作戦に関連し、トルコがロシア側あるいは米国側と結んだ合意の形態についてはいまだ何も明らかになっていない。しかしロシアは明確に「拒否」の合図をトルコ側に送ったとされており、なかでも数日前にロシアのSu-35戦闘機がシリア北東部ハサカ県のカーミシュリー空港に着陸したという事実は、その顕著な例であった。2019年に同空港がロシアの基地へと転換されて以来、同空港に飛行機が着陸したのは初めてである。
さらにロシアのヘリコプターが今日火曜日、アレッポ東部郊外にありトルコに支配されたバーブ地区で初の低空飛行を行った。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:51585 )