レバノン:イラクの燃料船が到着し、電力危機の緩和が期待される(2)
2021年09月17日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イラクの輸送船が到着し、燃料の荷下ろしが開始される
【ベイルート:本紙】
さらに以下のように表明した。「政府は、電力供給状況の危機を緩和させ、その供給を改善するためにあらゆる努力を惜しまない。そのためにとられるステップは、電力危機の根本的解決に向けた取り組みとなる。その例としては、天然ガスや再生可能エネルギー(の利用)に至るまでのエネルギー源の多様化、電力セクター計画および関連する諸改革の完全な実施およびその更新、民間部門による参加を得たうえでの国家が必要とする複数の発電所の建設といったものが挙げられる」。
イラクのムスタファー・カーズィミー首相は、ミーカーティー首相に対する連絡のなかで、「(イラクが)レバノンの側に立っており、同国をサポートする準備ができている」ことを明らかにした。さらに自国の姿勢が「レバノンが目下立ち向かっている困難な試練を乗り越えるうえでの助けとなる」と述べた。
(後略)
(1)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:51590 )