レバノン:ガソリン供給再開も混乱は続く
2021年09月16日付 al-Mudun 紙

■ガソリン補助金継続、ディーゼル補助金解除、供給は金曜の朝に再開

【ベイルート:本紙】

9月17日(金)より石油輸入企業は、これまで石油総局の決定によって停止されていたガソリンスタンドへのディーゼルとガソリンの供給を再開する。石油総局は金曜の朝に配布される予定の新しい価格表に従い、供給を再開することを決定した。

石油総局は1ドル8,000リラの為替価格に基づいてガソリンの価格を設定する点で、レバノン銀行と合意したことを認めた。つまり、ガソリンは9月末まで補助を受け続けるということである。ディーゼルについては、本紙に寄せられた情報によれば、補助を受けず、1トン当たり550ドル、または1携行缶当たり約11ドルとなる可能性が高い。これは1ドル14,500リラのとき、ディーゼル価格が160,000リラ前後になることを意味している。

情報源は「ディーゼルの補助金を解除し、ガソリンの補助金は維持する決定がなされたが、燃料の問題はその両当事者であるレバノン銀行と石油省の間の不十分な調整のもと、ひどい混乱に苦しみ続けている」と指摘した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:赤塚大輝 )
( 記事ID:51592 )