エジプト:議員らはシリア・エジプト外相会談と両国の関係正常化を指示
2021年09月30日付 al-Quds al-Arabi 紙
■シリアとエジプトはこの地域の中軸的な2国家であり、両国間の調整は当然の経過をたどり始めている…エジプトの議員たちは『ワタン』に対し:両国間の公式且つ公然たる会談は、事態を原状復帰した
【n.p.:スィールファー・ラズーク】
エジプト議会の議員の多くは、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣が数年にわたる断交を経て、ニューヨークで行った最近の会談を歓迎し、シリア・エジプト両国民を結びつけるのは血と歴史の繋がりであり、両国は諸課題への対処するなかで常に地域の中軸をなし、もっとも最近ではそれはテロとの戦いだったと強調した。
『ワタン』への声明において、エジプト代議院議員でタガンマア党のアーティフ・マガーウィリー副代表はこう強調した。最近起こったことやシリア・エジプト両国の外相による公開公式会談は、物事を本来の状態に戻すことである。そのうえで、次のような見方を示した。重要なのは、断絶していた関係が正常な状態に回復することであり、我々が望むのは、その回復が他の思惑を抜きにして、公に実現することである。なぜなら、それこそが本来あるべき状態であるからである。というのも、エジプトとシリアの絆は血と闘争の絆であり、歴史はこの関係の最大の証人である。両国の関係はそれが強固で優れたものである時以外適切とは言えない。エジプトの国家安全保障はトロス山脈に始まり、シリアこそエジプトにとって真の国家安全保障なのである。
(後略)
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( 翻訳者:野尻栞音・下宮杏奈 )
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