シリア:政府軍がイドリブへ増援部隊を送る
2021年10月06日付 al-Watan 紙

■シリア軍がイドゥリブへ追加の増援部隊を送る
■国連の代表団はトルコ政府がリビアの戦闘にシリア人傭兵を送っていることを確認

【ハマー:ムハンマド・アフマド・フッバーズィー/ダマスカス:本紙、諸通信社】

シリア軍は昨日(5日)、イドリブ県へ追加の応援部隊を送った。これは、近日中に行われるとされる同地域における大規模軍事作戦の準備の一環である。

シリア軍は兵員と装備を整えた追加の応援部隊をイドリブ南部郊外へ派遣しており、これは同地域で近日中に行われる大規模軍事作戦の準備の一環であると、戦闘現場にいる情報筋が本紙に明らかにした。

また、イドリブ郊外で活動中の部隊は砲撃によってザーウィヤ山の複数の拠点でテロリストの動きを封じた、とも明らかにした。

一方、「緊張緩和」地帯でシリア軍の部隊とトルコの占領に賛同するテロリスト組織との間で新たに砲撃の応酬が行われ、その上空をロシア軍の偵察機が何度も飛び交っていた、と複数の反政府派報道筋は明らかにした。

さらに、反政府派のウェブサイトによると「とある情報筋」は、正体不明の集団が、細工したバイクを用いてアリーハー市とナフラヤー村の間を通行途中のトルコの占領軍の将校を乗せた装甲車両を攻撃したと語ったという。なお、爆発による人的、物的被害はないという。

他方、いわゆる「アブー・バクル・スィッディーク連隊」は声明の中で攻撃を認めた。そして、反政府派のウェブサイトで、分隊の一つがシリア北部における最大の拠点と武器庫があるナフラヤーとアリーハーを結ぶ道で、トルコ軍の車両を標的にした即席爆発装置(IED)による攻撃で、トルコ人将校らを殺傷することに成功したと述べた。

(後略)

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( 翻訳者:石川修伍 )
( 記事ID:51676 )